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こんな感じに建築もできるといいね②
空洞@ゆらゆら帝国

ゆらゆら帝国は日本語のオリジナルロックを標榜とするも現在では日本ローカルというより世界中に多くのコアなファンをもつ「カッコいいはカッコ悪い、カッコ付けるはカッコ悪い、カッコ悪いがカッコいい」を地でいく実力派。虚無にして豪華、贅沢にして孤独。黙してもなお饒舌なロック魂
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by arsnova-arch | 2008-08-31 16:19 | 音魂
リフォームの裏技①空圧式エレベーターNuva(ニューバ)だよん
空圧式エレベーターというのをご存知?アルス・ノヴァコンサルティングメニューのニューアイテムです。こいつはすごいよ
空圧式エレベーターNuvaのホームページはこちら価格は本体価格で350万円くらい。ただし、エレベーターシャフト工事の必要がないので周辺工事は一般のホームエレベーターに比較して格安です。
取り付けスペースが小さくてもいい、万一の停電のときでも自然にソフトランディングで閉じ込められることがない、透明シャフトでかっこいいということで巷で話題のNuvaですが、私どもでは開発・販売をおこなっているVTシステム社の技術顧問の役割をさせていただいています。
で、実際に来週から神奈川県のお宅で設計デザインリフォーム工事がはじまります。
こちらのKさんちは眺めのよい高台に北米仕様の白い素敵な家をお建てになって15年あまりですが、高台=階段で家の玄関までのぼるというのがちょっとつらくなる時期にさしかかりました。
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将来誰しもそういった心配はお持ちですよね
で、僕らに相談が来たわけです。駐車場から家の1階まで直接す~っとあがることのできる新兵器Nuva明後日着工!です。
先月から現場で調査検討を重ねてきましたが、今週斉野マネージャーと台湾からこられた技術者の黄さんとも打ち合わせまして準備万端。
このエレベーターはかっこいいだけでなく、設置スペースが90センチちょっとと省スペースなんです。今はまだ国土交通省の許認可が階高3メートルまで(2階建てまで)ですが、実は4階までの製品や車椅子仕様の直径2メートルバージョンまであるのです。
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テレ東のワールドビジネスサテライト「とれたまコーナー」紹介ビデオ
3階建てのおうちや年配の方がいらっしゃるのだけど、EV設置をあきらめていた方々もこれなら解決可能かもしれませんね、そんなお悩みをお持ちの方はどうぞご相談ください。
隠れ家的ダイニングの受付なんかでもいいかもしれませんよ!これは
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by arsnova-arch | 2008-08-30 15:03
地盤に対応する裏ワザ①コマ型基礎
建物の地盤面がやわらかい場合に対応する方法としては大きく二つの方法があります。
ひとつめは、やわらかい部分を硬くする。
ふたつめは、固いとこまで杭を打つ。
一見しっかりとしてみえる地面ですが、地耐力という数値が足りない地面に家を建てることは水の上に構造物をつくる船と同じようなものだと考えてみればわかりやすいでしょう。
前者は地盤改良工法というタイプですが、ちょうどやわらかいスポンジの上に平らで厚い将棋盤を置いたような感じにしてしまい、水平にたもった筏のようなものを基礎下に設置する考え方です。
後者は硬い地層まで竹馬のように足を伸ばすといった感じです。海底から塔を立てるような状態です。
どちらが良いかは地盤面の種類と深さや地下水の高さと工事コストのバランスで構造計算のうえ決定しなくてはなりません。
地盤改良の場合、改良材といわれるセメントみたいなものを土に混ぜ込んで硬くしていきます。
杭の場合はPC杭、鋼管杭、現場打ちコンクリート杭と杭の形状や性能に種類がありまして、これもケースバイケースで最適なものを選択していきます。
そんな中で裏ワザ的なものとしてコマ型基礎という工法があり、弱い地盤の場合は僕らは毎回この工法がいけるかどうかを検討しています。
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写真は6連結タイプのコマ型基礎
理由としては設置手間が大幅に楽になる、掘削土量が少ない、うまく土の性情とあえば埋立地でもいける、という利点からです。いずれも強度性能を維持しながらコストダウンに貢献してくれる要素です。
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大田区で工事したマンションの基礎下に敷設されるコマ型基礎「マイ独楽」の筏ユニオン。この工法により深い杭基礎や高い地盤改良を抑えて基礎下の工事費が半額に!地盤が弱くて新築コストでお悩みをお持ちの方はどうぞご相談ください。
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by arsnova-arch | 2008-08-29 21:49 | 建てる
純喫茶倶楽部⑳西小山ポエム
撮影に失敗しましたが、ここポエムも非常によい喫茶店です。
100種類の珈琲が飲めるというのがウリですが、本当にたくさんのコーヒーメニューがあります。特にストレート系の豆がいいですね、キリマンジャロがおいしかったです。
僕は初めてのラーメン屋さんではあれば塩をたのみ、喫茶店ではブレンド以外ではキリマンジャロをたのむことにしているのです。キリマンジャロの酸味をおいしく出せているコーヒー店がよいお店なんですよね
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なんかここにはコーヒー以外にも名物猫とかいる地元では自慢のお店みたいです。
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by arsnova-arch | 2008-08-28 23:49
目白のK邸のローム層
関東ローム層という建築構造上最適な地層にあたりました。
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現場の様子ですが、この関東ローム層というのは富士山の火山灰が堆積してできた粘土質の地層のことです。色が赤い、性格にはいわゆるカレー色ですが赤土とも呼ばれ、含有鉄分の酸化によってこのような色を呈しております。
関東ではこの赤土の土壌が一般的で、赤羽という地名の由来はこの赤土からきているということをうちのスタッフの和久利も申しております。
ローム層の土は粒子が細かく保水性が高い土です。一般に保水性の高い粘土質の場合弱い土と思われがちですが、このローム層は土粒の結合力が強く、建物の支持地盤として有効なのです。
ですが、同じロームの土であっても地山(じやま)と呼ばれる自然堆積を削り取った場合ではよいのでうが、盛土(もりつち)と呼ばれる埋め立てたものでは、強度が弱いため不動沈下を起こす可能性もありますので、ボーリング調査により地盤の見極めが必要です。
今回の目白の住宅ではボーリング調査書のとおりに70センチくらいの深さまで黒土と呼ばれるやはり火山灰と落ち葉などの有機堆積系の土が平均に出て、傾斜なりにローム層も傾斜していましたので綺麗な地山でした。そのことによって加重の大きいRC建物でありながら地盤改良工事や杭工事をまぬがれましたので、建築コスト的に200万円くらいは得したかもしれません。土地の坪単価で7万円くらいはお得感がありますね、逆にもし地盤が悪ければ坪単価で7万円損するわけですから、家を建てる予定での土地取引のときには、不動産不況もまっさかりの昨今、買い手側は設計事務所といっしょになって不動産仲介業者にはっきり地盤状態による値引きを進言する、ボーリング調査をさせてもらってから購入するぐらいの勢いがこれからのトレンドになると思います。
設計士の士は侍の武士の士ですから、悪徳不動産会社のような商人風情なんぞには決して負けんのです。
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by arsnova-arch | 2008-08-27 20:21
サーフィンを愛する人達のためのアパート
というテーマで湘南で計画を進めています。
基準法の改正などもあり、非常に苦労しながら建設に向かって進めていますが、えてして苦労する案件ほどいいのになることが多いです。立体的にからみあう階段がエッシャーの絵のようですが、先週までのパースです。ちょっとスペインの現代建築家リカルド・ボフィールみたいでしょ
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先日の打ち合わせにより、Wさん奥様のアイデアとご指摘により階段をひとつ減らすことができ、もうすこしすっきりできそうですが、この建物階段とバルコニーが複雑にいっぱい必要になっておりまして、それを逆手にとって積極的にデザインに組み込んでみようという案になってきています。壁面を真ん中に向かって後退させていることで、これらの階段、バルコニーの要素が奥行きを強調してくれています。
で、エッシャーの絵です。
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だまし絵として有名ですが、空間をゆがませて奥行きを生み出していることがわかりますね
まっすぐな面よりも、段がついていたり重なりあっていたりする面の方が空間的にも拡がりを生んでくれます。戦前の近代建築、たとえば日比谷公会堂とか安田講堂、銀座のビルなどにもよくみられるデザイン的な処理です。現代建築ではこうした、ズレや凹みなどを合理的でないと切捨てていますが、心理的に広がりを生むのですから経済合理性はあるのですよ
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by arsnova-arch | 2008-08-26 20:19 | 建てる
土地探しの裏ワザ③国有地払い下げ
国の土地を払い下げてもらう!そんなことができるんですか?そうですできるんです。
現に明治維新の折にも明治の元勲といわれる人たちが徳川様の持ち分である天領などをうまい具合に払い下げさせています、明治の人に出来たんですから僕らでもできるでしょう。
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このような家と家、田と田の間などの道を昭和25年の時点で法律上の道にしているかどうか

国体が揺れ動くとき、政権が混乱するときには必ずこういった幕府資産、政府資産などの国有資産の売却や譲渡が起きています。
理由はふたつあって政権奪取側の債権処理などにあてられる場合と、制度の改革などで使えなくなった、使いにくくなった、表に出せなくなった、などが原因と思われます。
まず、ここ最近のことでは昭和25年の建築基準法の施行によって、前回でも説明しましたが「道路になる、ならない」に乗り遅れてしまったために生まれた土地があります。
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古地図上に赤く記されている赤道と青い水路

赤道(あかみち)青道(あおみち)白地(しろち)などという言葉を聴いたことがありませんか?
「仮面の忍者」や「嗚呼!! 花の応援団」のような名前ですが、これが出てきて建物が建たないとか、売ることができない、などで困っている地主さんもいらっしゃいます。
私たちのところでも、この「赤道(あかみち)」「青道(あおみち)」に出っくわして「クェックェックェッ」、「ちょんわちょんわ」になった案件が今まで3回あります!
設計者の立場では非常に恐ろしいケースです赤道(あかみち)の登場は!
「赤道」というのは、明治時代の公図では赤く塗られていた当時の里道や農道のことです。一間道路とも呼ばれたりして広くても幅1.8メートルくらいであったのでしょう。この一間(いっけん)という道幅の基本スケールが、敗戦によってメートル法が一般になり2メートルの倍数になったおかげでさまざまな問題が生じているのですが、、この寸法体系問題に対する意見はまた次の機会にゆずるとして、、
昭和25年にきちっと道路に指定しなかったり、使用者が申請をし忘れたりでなんとなくのこってしまった公共的道路状の細長土地の連続が、赤く塗られていた名残で赤道と呼ばれています。
で、「青道」ですが、こちらは農業用水や排水路や上水路などだったりしたところです。こちらは青く塗られていました。
白地というのは法務局の「公図」において地番のない国有地のことです。
さて、これらの土地はどういう風に扱われているんでしょうねえ
現在、及び将来ともに公共用に供する必要がないと財務局あるいは市町村が判断した場合は用途廃止の手続きによって、払い下げ(国から買い取ること)で購入することが可能なのです。
「国有地の払い下げ」はおおむね市場価格より大幅に安いんです。さあどうなる。
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by arsnova-arch | 2008-08-25 23:02
「打放道本家」恂流のRC打ち放しを見よや
非常に綺麗に打ち上げることができました。
この量塊の軽快感とスケール感、壁間隔と床厚との抜け感など
「恂流」直系の弟子筋としては納得のいく上がりです。
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梁がない(構造計算のうえ壁とスラブのみにして梁を消した)のが効いているんですね
この小梁なし構造は有限要素法を用いて天才構造家・高野一樹先生が解きました!
それとRC建築では最近はめったにない、低い天井高さ、小さい開口部、といった70年代「都市住宅」テイストにしてあることも非常にしっくりくる空間になっています。木造のスケール感とプロポーションで出来ているRC建築なのです。
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by arsnova-arch | 2008-08-24 20:31 |
目黒「CUBE」現場の足場シートの蔦
スラブのサポートが取れて型枠バラしたということで本日現場に行って参りました。
コンクリートの上がりは非常に良いです。
6月にかけた足場のネットによじ登ってきた蔦(ツタ)にびっくりしました。
こんなに成長が早いんですねえ
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で、ツタについて調べてみました。wikiより
【ツタ】ブドウ科ツタ属のつる性の落葉性木。英語ではアイビー
ツタ属植物は、アジアから北アメリカに15種が自生し、日本にはツタのみが本州から九州に自生する。「つた」の名称は他の植物や岩に「つたって」伸びる性質から名づけられた。建物の外壁を覆わせ、装飾として利用される。
で、成長なんですが初夏には一日数センチ伸びるそうです。であるなら一日5センチ伸びたとして二ヶ月で60日ですから3メートルということになりますね。この写真では3階に到達していますからこの建物の階高2.5メートルの2階分プラス1メートルということでちょうど計算が合います。

壁面緑化するには確かにちょうど良い樹種ではあります。ツタがある面と無い面では夏場は室内で2℃ほど温度が違うという話も聞いたことがあります。CO2削減に効果ありですが、葉っぱも食べて涼しくすごしやすいということで昆虫が集まってくるのを覚悟しなくてはなりません。
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by arsnova-arch | 2008-08-23 11:13
東京一餃子が美味い店、それは柳軒@荏原中延
荏原中延といえばラーメンの多賀野が一般に有名なようであるが、マスコミに一切出てこない本当に美味い店は駅裏にある「柳軒(りゅうけん)」さんなのだ。!
今朝、長原の松屋不動産の石橋社長と富山工務店の山崎常務、ホームリサーチの井上社長と朝から上池台のティンバーフレーム案件の打ち合わせをしていたのですが、その帰りに久しぶりに寄ることができました。
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いままで数多くの餃子を食べ、且つまた自作もしているが、ここ柳軒さんの餃子は本当においしい。以前といっても20年近くも前だけれど、週に3回は食べても飽きない、いつも美味い。
摺りおろされた野菜と豚の細かい具がぷりぷりにはいった中型の餃子を焼き面はパリッと、皮の封印面はモチッと焼き上げた餃子に酢醤油をつけて食べる。
以前、「森山君、美味いものが食べたい」と言われ、「種目は餃子ですが、チャンピオンの店にご案内します。社長が食ったことないレベルはここ以外にないです!」とゴルフ場にいくのに自家用ヘリまで使っていたというあるグルメ社長を案内したことがありますが、「確かに1000円以下のグルメで餃子種目では金メダルだ。」と太鼓判を押してもらいました。
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これを読んで行く人向けにちょこっと解説しておくと、よくある鉄板餃子屋や具の種類を煽っている餃子と違い、瞬間なんの変哲もなく感じることであろう。またタレも酢と醤油とラー油を自分で適当に混合して食すしかない!ところがそのパンチの無さがだんだん脳に効いてくることになる。ビールでいくもよし餃子ライスでがっつり食うもよし、ごま油のパリパリ感と中身のニンニク無しのジューシー感をぜひ堪能してくれたまえ
ここはタンメンもふるっていて、最初のひとくちめのスープは瞬間薄味、そのあと味と風味を重ねるように野菜と麺と厚めに切った豚肉のハーモニーが最後の汁にまで駆け抜ける。
今日も多賀野には行列ができていたようだが、あの濃い魚介スープを毎日でも食えるのか?
本当の味求者ならまずはこの「柳軒」さんからはじめてみてはいかがであろう。
餃子については多分一生ここ柳軒さんがひとつの目安になるでしょう。
僕のなかでは20年間東京一の餃子という味のレコードを保持しているお店です。
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by arsnova-arch | 2008-08-22 15:45 | 生きる