土地探しの裏ワザ③国有地払い下げ
国の土地を払い下げてもらう!そんなことができるんですか?そうですできるんです。
現に明治維新の折にも明治の元勲といわれる人たちが徳川様の持ち分である天領などをうまい具合に払い下げさせています、明治の人に出来たんですから僕らでもできるでしょう。
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このような家と家、田と田の間などの道を昭和25年の時点で法律上の道にしているかどうか

国体が揺れ動くとき、政権が混乱するときには必ずこういった幕府資産、政府資産などの国有資産の売却や譲渡が起きています。
理由はふたつあって政権奪取側の債権処理などにあてられる場合と、制度の改革などで使えなくなった、使いにくくなった、表に出せなくなった、などが原因と思われます。
まず、ここ最近のことでは昭和25年の建築基準法の施行によって、前回でも説明しましたが「道路になる、ならない」に乗り遅れてしまったために生まれた土地があります。
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古地図上に赤く記されている赤道と青い水路

赤道(あかみち)青道(あおみち)白地(しろち)などという言葉を聴いたことがありませんか?
「仮面の忍者」や「嗚呼!! 花の応援団」のような名前ですが、これが出てきて建物が建たないとか、売ることができない、などで困っている地主さんもいらっしゃいます。
私たちのところでも、この「赤道(あかみち)」「青道(あおみち)」に出っくわして「クェックェックェッ」、「ちょんわちょんわ」になった案件が今まで3回あります!
設計者の立場では非常に恐ろしいケースです赤道(あかみち)の登場は!
「赤道」というのは、明治時代の公図では赤く塗られていた当時の里道や農道のことです。一間道路とも呼ばれたりして広くても幅1.8メートルくらいであったのでしょう。この一間(いっけん)という道幅の基本スケールが、敗戦によってメートル法が一般になり2メートルの倍数になったおかげでさまざまな問題が生じているのですが、、この寸法体系問題に対する意見はまた次の機会にゆずるとして、、
昭和25年にきちっと道路に指定しなかったり、使用者が申請をし忘れたりでなんとなくのこってしまった公共的道路状の細長土地の連続が、赤く塗られていた名残で赤道と呼ばれています。
で、「青道」ですが、こちらは農業用水や排水路や上水路などだったりしたところです。こちらは青く塗られていました。
白地というのは法務局の「公図」において地番のない国有地のことです。
さて、これらの土地はどういう風に扱われているんでしょうねえ
現在、及び将来ともに公共用に供する必要がないと財務局あるいは市町村が判断した場合は用途廃止の手続きによって、払い下げ(国から買い取ること)で購入することが可能なのです。
「国有地の払い下げ」はおおむね市場価格より大幅に安いんです。さあどうなる。
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by arsnova-arch | 2008-08-25 23:02
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