屋根の話①金属折板屋根材というスグレもの
建築専門家の間では、簡単に「セッパンでいいんじゃね」とか言われて重宝がられている金属屋根素材があります。1960年代に連続塗装生産ラインによる板金コイル状製品の登場にあわせ連続コイルの一体成型によって工場、大型施設にどんどん使われるようになった素材です。よくガソリンスタンドの屋根や郊外店舗や倉庫などでみかけるでしょう。ギザギザはダンボールの原理で薄板でも非常に強い構造になりますが、長尺で継ぎ目無く伸ばすことができて、山と山とを重ね合わせることで防水も簡単という優れものです。
これを住宅規模の小さな建物で使ってみたのが川崎の岡本さんちです。
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この場合は屋根と壁と天井もすべて一体でこの折屋根をグルグルとまわしてみました。防水性能もばっちりですし、壁厚内側では十分断熱スペースを確保してありまして、一体屋根壁は外壁が汚れにくくて喜ばれました。
シルバーメタリックですが特に角を丸くアール加工したのがちょっと近未来デザインになったミソです。

いまではいろんな会社がさまざまな金属板でこの折板をつくってくれるようになっていますね
現場で成型なんてこともできるようです。
http://www.roof-shinsei.co.jp/frame.html
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by arsnova-arch | 2009-05-24 19:49
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